大阪ショールーム・バナー
サイトロンジャパン大阪ショールームオープン
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★大阪ショールームだより・その14~大阪ショールームの展示品紹介
皆さま、こんにちは。大阪ショールームです。10月28日に太陽面で大規模フレアが発生したことがニュースになりました。その後、ニュージーランドやコロラド州などでオーロラが見られたという情報が出ているようです。日本でオーロラを観るのは困難ですが、活発な太陽面を観察するチャンスなのです。そこで今回は大阪ショールームにある太陽観察に特化した天体望遠鏡Sky-Watcher ソーラークエスト705太陽望遠鏡(タイムリーなことに本製品はウィンターセール対象製品)をご紹介したいと思います。
ソーラークエスト705 全体L
Sky-Watcher ソーラークエスト705太陽望遠鏡
天体望遠鏡で太陽を安全に観察するには対物レンズ前面に減光フィルターを外れないようしっかり取り付ける必要がありますが、初心者はどのようなフィルターを購入すれば良いのか、フィルターをしっかり取り付けるにはどのような方法があるのか、どのような望遠鏡に取り付けたら良いのかといった心配や悩みがあるかと思います。また、太陽を導入するときはファインダーも使えないので(ファインダーで太陽を覗くと目を傷めたり失明する恐れがあるため)、導入も意外と大変だったりします。そういった心配や悩みを解決するのがSky-Watcher ソーラークエスト705太陽望遠鏡なのです。
ソーラークエスト705 太陽観察中L
Sky-Watcher ソーラークエスト705太陽望遠鏡
ソーラークエスト705は屈折望遠鏡の対物レンズ前面にガラス製の白色光フィルターを組み込んでいます。フィルターは望遠鏡と一体化しているので、観察中に緩んで何らかの拍子に外れたり、子供が間違って外してしまう心配がないので、初心者でも安心して太陽を観察することが出来ます。
ソーラークエスト705 フィルターL
Sky-Watcher ソーラークエスト705太陽望遠鏡の詳細
太陽を効率良く自動導入するには、電源を入れる前に予め太陽望遠鏡を太陽より東(左)側に向けておくのがコツです。ソーラークエスト705のマウントにはGPSと小型のCCDセンサーを内蔵しているので、電源を入れたらアライメントなどの面倒な設定をせずに自動で太陽を導入し、そのまま自動追尾してくれるので誰でも簡単に太陽を観察することが可能です。電源を入るとGPS信号を受信してから動作を始めるため、受信状態によっては時間がかかることもあります。実際にショールームでテスト動作を行った時も動作を始めるまで少し待ちました。すぐに動かない時は焦らず待ってみましょう。
ソーラークエスト マウント部分L
Sky-Watcher ソーラークエスト705太陽望遠鏡の詳細
太陽の自動導入が終わった時に太陽が中心に入っていない時や、太陽の自動追尾中に雲で遮られてアイピースの視野の中心から外れた時はスライドスイッチを使って中心に入れて調整します。
ソーラークエスト705 電源L
Sky-Watcher ソーラークエスト705太陽望遠鏡の詳細
この望遠鏡はハンドコントローラーやアプリで操作することが出来ないことや、ソーラークエスト705の電源は単3電池8本で駆動するため(※ソーラークエストマウントのみにはマウントにDCアダプター用ソケットが付いています)、利便性の低さを感じる方もいらっしゃるかと思いますが、逆の視点から見れば必要最低限の機能や付属品にすることで望遠鏡に慣れない初心者にとってはシンプルで扱いやすくなっているのだと思います。
スタークエスト705 太陽面コリメート撮影L
Sky-Watcher ソーラークエスト705太陽望遠鏡でコリメート撮影 スマートフォン(iPhone 6S plus)でスマホアダプター無しの手持ち撮影 撮影:大阪ショールーム
ショールームからソーラークエスト705で太陽を観察してみると想像していた以上に黒点がシャープで半暗部も含めた細かな形状や白斑も良く分かります。初心者向けだからと侮ってはいけません。楽しくてしばらく観察に没頭してしまいました。自動導入時は付属の20mmアイピースが便利ですが、黒点をじっくりと観察するなら付属の10mmアイピースが適しています。ソーラークエスト705で太陽面をコリメート撮影してみました。太陽の写真には参考までに黒点番号を加えています。カメラはスマートフォン(iPhone 6S plus)でスマホアダプター無しの手持ち撮影です。何枚か撮った中で一番シャープな写真をピックアップしました。大規模フレアを起こしたのは写真にある黒点群2887です。

大阪ショールームご来店の際の注意点
大阪営業所/大阪ショールームの入るビルの館内は土足禁止となっております。ご来店(要ご予約)の際は1階 玄関にて来客用のスリッパに履き替えていただき、靴は下駄箱に入れていただきますようよろしくお願いいたします。ご来店は電話にてご予約いただいた方に限ります。12/4(土)と12/18(土)は営業日です。
【住所】 〒540-0005 大阪市中央区上町 1-2-13 3F ※地図はこちら
ご予約電話番号】 ☎06-6765-7100
営業時間 月~金曜日 13~17 時 ※第1・第3土曜日は営業日 第2・第4月曜日は休日
定休日】 土・日・祝日  ※第1・第3土曜日は営業日 ※第2・第4月曜日は休日
※臨時休業等により営業時間が変更される場合があります。その際は改めてお知らせいたします。
※土曜営業の際は防犯のため、来客がある時以外は建物入口のドアを施錠しております。ご来店の際は到着時に大阪ショールーム(TEL: 06-6765-7100)までお電話ください。皆さまのご来店お待ちしております。

<中川昇の目線> 
先日の「ブラタモリ」で大阪の特集をやっていて、大阪ショールーム便り⑫真田丸跡の記事で紹介した辺りがいきなり出てきたので驚きました。大阪ショールームは本当に歴史ある場所の近くにあるのですね。そして今回は担当スタッフの自己紹介の巻です。担当スタッフがどういう人物なのか?の一端が伺い知れると思います。次回もミニコラムは続くようなのでご期待ください。
大阪ショールームは予約が必要だったり、土足厳禁だったり、土曜日も毎週営業ではなかったり、と敷居が高い側面はあるのですが、一方で販売部門がないので「買わなきゃいけないプレッシャーが無い」のと「担当スタッフが癒し系」なのでお客様としては「安心して聞きたいことを聞ける空間」になっているという側面もあると思います。特に初心者の方は「こんなこと聞いてもいいのかなあ?」「こんなこと聞いたら笑われるかも?」と訪問をためらってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、その点は中川のお墨付きの聞き上手ですからどうかご安心下さい。よろしくお願いいたします。
P1790627xxL
旧野方配水塔 2021/12/01 LAOWA50mmF2.8  2倍ウルトラマクロ MFT パナGF7 撮影:中川昇
サイトロンジャパン東京ショールーム(シュミット)の近くの風景です。少し高いところから見ると景色が一変します。シュミット周辺の名所案内の記事はこちらから。
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新宿高層ビル街 2021/12/01 LAOWA50mmF2.8  2倍ウルトラマクロ MFT パナGF7 撮影:中川昇
これもサイトロンジャパン東京ショールーム(シュミット)の近くの風景です。意外と新宿も池袋も中野も近いのです。私も入社するまでは遠くて不便そうな場所だなと思っていましたが、周辺をブラLAOWAするたびに意外に便利で変化に富んでおり、「何て面白いところなんだ」と気が付きました。
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