■発売概要
製品名:「Askar FMA135」
希望小売価格:オープン価格
市場予想価格:約40,000円(税込)
※市場予想価格はあくまで弊社が予想した価格であり、実際の販売価格とは異なります。
発売日:2021年4月27日(火)
<Askar FMA135の主な仕様>
・有効径:30mm
・焦点距離:135 mm
・口径比:F4.5
・レンズ構成:エアースペースタイプトリプレット(うち1枚EDレンズ)含む6枚
・バックフォーカス:55mm
・サイズ:鏡筒長約113mm
・鏡筒質量:約280g(台座含め)
・付属品:鏡筒バンド+ファインダーブラケット、31.7mm接眼アダプター
※製品仕様は、改良などにより予告なく変更する場合があります。
※記載されている会社名・製品名は各社の商標または登録商標です。
■FMA135の製品特長
◎1枚のEDレンズを含む3枚玉アポクロマート式を採用した口径30mm、焦点距離135mm、F4.5のコンパクトで高性能な対物レンズを有した天体写真用鏡筒です。
◎フラットナーが内蔵されており、APS-Cサイズをカバーします。
◎フラットナーが内蔵されており、APS-Cサイズをカバーします。
◎筒先にはアメリカンサイズフィルターを取り付けられるメスネジがあるので、フィルターワークを活かした独創的な天体写真撮影も可能です。
◎接眼側にはM42×0.75オスネジがあり、市販のカメラアダプターを介しデジタル一眼カメラなどを取り付けられます。バックフォーカスは55mm。全長は約113mm、質量はわずか約280g(台座含め)。
◎接眼側にはM42×0.75オスネジがあり、市販のカメラアダプターを介しデジタル一眼カメラなどを取り付けられます。バックフォーカスは55mm。全長は約113mm、質量はわずか約280g(台座含め)。
◎鏡筒リング一体型ブラケットが付属。高性能なファインダーやガイド鏡としても使用可能。ブラケットはビクセン社のファインダー台座の規格にも対応しています。
<中川昇の目線>
さっそく店頭の展示品を使って会社の昼休みに「ブラAskar(ブラ明日香?ブラ飛鳥?)」をしてきました。作例は↓参照。コレ使えます。コボーグ36EDのフラットナーが完売したタイミングを待っていたかのような魅力的な新製品の登場です。コボーグ36EDを参考にしたと思われる箇所が随所に見受けられます。「分解できるパーツ」「フロントヘリコイド」「多彩な機能」等々。口径30mmというところがコボーグ36EDでもペンシルボーグ25でもない個性的な立ち位置を現わしています。「フロントにアメリカンサイズのフィルターを装着するのに最適な口径とは?」という発想から開発がスタートしているような感じもします。
「中川君、コレ買うしかないよね」という天の声がしました。ブラ派の私としては、2021GWは「ブラLAOWA&ブラAskar」で決まりかも? ボーグパーツの流用を考えるだけでも楽しめそうです。自社ながらブログネタに全く困らない(というか発信したい情報が多すぎて困るくらいの)ほどの昨今の新製品ラッシュです。
■Askar FMA135の作例:江古田川(2021/04/22)FMA135 ニコンD300 ISO320 1/600秒 ノートリミング 手持ち 撮影:中川昇
F4.5と明るいのでニコンD300のフォーカスエイドが一応働きます。今回の作例は全体的にピントの追い込み不足なので参考程度にとどめていただければ幸いですが、やはり一眼レフ+マニュアルフォーカスによる撮影は抜群に楽しいです。
■Askar FMA135の作例:江古田の森公園(2021/04/22)FMA135 ニコンD300 ISO320 1/800秒 ノートリミング 手持ち 撮影:中川昇
この日はシュミットの若手スタッフ2人と「ブラAskar」と「ブラLAOWA」をしに江古田の森公園に出かけました。意外と会社から距離があり撮影時間に限りがありましたが、お散歩撮影にも負担の少ない小型軽量レンズでした。
■Askar FMA135:江古田の森公園案内図(2021/04/22)FMA135 ニコンD300 ISO320 1/1600秒 ノートリミング 手持ち 撮影:中川昇
カーブした江古田川沿いにある公園です。大正時代に結核療養所があったそうです。
■Askar FMA135:江古田の森公園(2021/04/22)FMA135 ニコンD300 ISO320 1/800秒 ノートリミング 手持ち 撮影:中川昇
公園には樹木がたくさん生い茂っていました。ご近所の方の散歩にはお勧めの公園です。
■Askar FMA135の作例:江古田住宅給水塔(2021/04/22)FMA135 ニコンD300 ISO200 1/1000秒 ノートリミング 手持ち 撮影:中川昇
以前もご紹介した江古田住宅給水塔です。ピントが合っているところは非常にシャープです。
■Askar FMA135の作例:旧野方配水塔(2021/04/22)FMA135 ニコンD300 ISO200 1/1250秒 ノートリミング 手持ち 撮影:中川昇
真ん中の電柱にピントが合っています。ボケ味も良いので「ブラAskar」も楽しめるレンズです。何より135mmという他にはない焦点距離が魅力です。旧野方配水塔の記事はこちらから。試しにフルサイズ機のニコンD3に装着したところ、意外と周辺減光が目立たず、個人的な感想としては昼間の撮影なら使えそうな感触でした。BORGの絞りも付けてみたくなりました。
■「PlayerOne」CMOSカメラ
サイトロンジャパンはPlayer One Astronomy社の代理店として、同社の天体用CMOSカメラを販売致します。特徴的な六角形の外観に、先進的な技術を惜しみなく詰め込んで、お求めやすい価格の新ブランドになりますので、ぜひチェックして頂ければ幸いです。IMX462、IMX290やIMX178等のセンサーを搭載したCMOSカメラが一挙に5機種新発売。※「PlayerOne」に付属のガイドブックの詳細はこちらから。
■CP+2021オンラインセミナーのアーカイブ(登壇者別)を公開
・月面名所案内~月に魅せられて50年。その魅力を語る。(中川昇)
・LAOWAによるご近所散歩カメラ術(中川 昇)
このGWはブラLAOWAを始める絶好のチャンス
■キャンペーン対象商品と概要↓
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■ZERO復活
■月面Aは4/25(日)23時過ぎに見頃 ※この写真は上が南 ※詳細な情報はこちら
月面Aに関しては本ブログの過去記事も参照ください。2020/02/08・2020/02/07・2020/02/05・2019/06/16などです。さらに今日4/25は満月1日前の月。月面A以外にも月の出も楽しめます。月が出る時間帯にはまだ夕日が残っていますから、月の出と風景を同時に写すチャンスでもあります。
■ZERO復活
■月面Aは4/25(日)23時過ぎに見頃 ※この写真は上が南 ※詳細な情報はこちら
月面Aに関しては本ブログの過去記事も参照ください。2020/02/08・2020/02/07・2020/02/05・2019/06/16などです。さらに今日4/25は満月1日前の月。月面A以外にも月の出も楽しめます。月が出る時間帯にはまだ夕日が残っていますから、月の出と風景を同時に写すチャンスでもあります。