Mars Images 20 October 2020 rsizd (002)
■10/20の火星~自転の様子とフィルターによる写りの違い ミード41㎝シュミカセ ASI462MC 撮影:近内令一様

<撮影者のコメント>
中川 昇様。近内令一です。ご無沙汰しております。中川さんの昇る中秋の名月とスカイツリー7態最高ですね。アンデルセンの童話のようにナイトモードの脳味噌の深いところから懐かしい暖かい何かが甦ってくるような景色ですね。這い回る原始動物だったころに見上げた月の眺めがDNAの記憶に刻まれているのかな、今でも血が騒ぎます、月を見上げるだけで。
そして根本 泰人さんの10月20日の火星ですが、「暗色模様のコントラスト」と「砂漠の色」が見事なバランスです。SI462MCのクセをよくコントロールされておられます。
さて、当地ではこのところ天気も悪く、例え晴れても気流が激悪でいじけております。私もここに10月20日の画像を投稿させてただきます。当夜は北西の風が強くてシーイングに大きな波があり、詳細は捉えられませんでした。21時頃少しマシになった以外は「七転八倒天見放我神様仏様稲尾様椎名林檎様中元すず香様南無助我」の凶悪シーイングで細部は捉えられませんでした。このところB光画像で白く抜けているSinus Sabaeusの付け根とSyrtis Majorの中間、ホイヘンス・クレーターの周辺あたりを眼視でじっくりチェックしましたが、特段微妙な色調の変化は感じず、薄い霧がかかっているような感じにも見えませんでした。阿久津富夫さんのUV画像ではこのあたり一帯が完全に沈んでいるので、その点からも雲霧の類ではなさそうです。それでは一体何だということになりますが、波長域別の面密な比較チェックをしないと分からなそうですね。ハッブル宇宙望遠鏡とかが向いてくれると面白いのですが。他にも火星関係の面白い画像があるので近日中にご報告いたします。またよろしくお願いいたします。 

<中川昇の目線>
近内さん、いつも投稿ありがとうございます。確かに晴れてもシーイングが良くないですね。それでも少ないチャンスをうまく捉えておられます。粘り勝ちですね。今を逃すと次のチャンスがかなり先なので、とにかく晴れさえすればまずは望遠鏡を向けて見る。これしかないですね。冷え込みも厳しくなってきました(今朝は通勤電車から雪をかぶった富士山が実にきれいでした)ので、くれぐれもお体には気を付けて続編も楽しみにしております。
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