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Sky-Watcher BKP200/1000 Dual Speed 希望小売価格56,250円(税抜)10月9日発売

BKP200/1000 Dual Speedの主な特長>
・口径200mm焦点距離1000mmF5ニュートン式反射。淡い天体や惑星などの高倍率観測にも最適。
・高精度パラボラ鏡はシャープな像が楽しめます。眼視観測やアストログラフとしても威力を発揮。
・接眼部には減速装置を備えたデュアルスピードフォーカサーを採用。
・眼視での高倍率の観測にはもちろん、写真撮影時のシビアなピント合わせも快適に行えます。
・別売のコマコレクターと組み合わせる事で、フォトビジュアル機として最高のパフォーマンスを発揮。
・ファインダーは大型の8×50mmを採用。3支点のひとつにスプリングを採用。光軸調整が容易。
・付属の鏡筒バンドには、43mm幅規格のアリガタプレートが装備され、多くの架台に取り付けが可能。
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BKP200/1000 Dual Speedの主な仕様>
●主鏡有効径:200mm●焦点距離:1000mm●F値:F5●ファインダー:8×50●接眼部スリーブ径:2インチ  (31.7mmアイピースホルダー付属)●鏡筒重量:約8.9kg(鏡筒バンド含む/ファインダー、アイピース含まず)●付属品:アイピース×1(LET28mm)、鏡筒バンド、43mm幅アリガタプレート

<中川昇の目線>
私が今から33年前の1987年に購入した高橋MT200(口径200mmf1200mmF6)は当時20万円以上。重量は実に15㎏。憧れの20㎝ニュートン反射望遠鏡でした。それと比べると今回のBKP200/1000 Dual Speedは価格も重量も隔世の感があります。しかもアイピース・バンド・プレート付。接眼部は旧バージョンにはなかった現代の天体写真撮影に必須の減速微動装置付。ニュートン反射のシャープな切れ味は病みつきになります。
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Sky-Watcher EVOGUIDE 50ED用フラットナー 希望小売価格9,000円(税抜)10月9日発売

EVOGUIDE 50ED専用のフラットナー。EVOGUIDE 50EDがフラットフィールド約Ф28mmの撮影鏡筒に。
・フラットナーのレンズ構成は2枚玉。フルマルチコートが施されています。
・バックフォーカスは17.5mm。天体用CMOSカメラでの撮影、電子観望に適しています。
・接眼側差し込み径は31.7mm。M42P0.75オスネジ(Tマウント)も備えています。重量138g。
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<中川昇の目線>
まず価格に驚き。発売前から予約注文が相次ぎ、EVOGUIDE 50EDのユーザー様はこんなにいらっしゃるのか?とこちらが驚かされました。Sky-Watcherは実に良いところを突いてきます。
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Sky-Watcher 極軸望遠鏡アングルアイピース 希望小売価格11,875円(税抜)10月9日発売

・EQ3、EQ5、AZ-EQ5、EQ6R各赤道儀の極軸望遠鏡の接眼部に装着。楽な姿勢で極軸合わせが可能に。
・アイピースは30°ごとにクリックがあり、360°回転します。
倍率を2倍に切り替えることができるため、より精密な極軸合わせが可能になります。重量121g。
・像は正立像なので、極軸望遠鏡アングルアイピースなしの場合と同じ向きで極軸パターンが見えます。
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<中川昇の目線>
このタイプの製品は過去にもあることはありましたが、Sky-Watcherとしては初めてです。極軸合わせは天体観測や天体撮影では大変重要な作業ですが、極軸望遠鏡を覗く姿勢が辛いとどうしても短時間で済まそうとしてしまい、必要な精度が得られないことがあります。そこで本製品の必要性が出てきます。貴重な体力やモチベーションを本番の撮影時に温存しておくためにも椅子に座って楽に極軸合わせが出来るのは大変助かることです。
ここで思い出したのが、突然ですが「風呂場の椅子の高さ問題」です。個人的な話で恐縮ですが、年齢を重ねるごとに帰宅後のお風呂場で体を洗う作業が段々と辛くなってきました。今まではかなり低い椅子に座って無理やり体を洗っていたのですが、お腹がつかえてあまりにも苦しいので、最近仕方なく高い椅子に替えたところ、これが楽なこと楽なこと。お風呂に入ることが何倍も楽しくなりました。というわけで楽な姿勢で極軸合わせをすると作業も楽しくなって極軸合わせの精度も上がり良い天体写真が撮れるという「風が吹けば桶屋が儲かる」という話でした。

<中川昇の目線~まとめ>
というわけで、10月9日発売の新製品案内の最後はSkywatcherの新製品の紹介でした。今回も怒涛の新製品ラッシュでしたが、実はまだまだ秘密兵器があります。引き続き、シュミットのサイトシュミットのブログ中川光学ブログにご注目下さい。サイトロンジャパンは決して皆さんを飽きさせませんよ。
askar