■たまプラーザテラス（2020/09/14）LAOWA９mmF5.6W-Dreamer　絞りF5.6　ソニーα7R　ISO4000　1/30秒　撮影：中川昇
先日試写初日に撮影した新宿都庁の作例を掲載しましたが、その日の帰宅時に撮影したのが今回の作例。

■たまプラーザテラス（2020/09/14）LAOWA９mmF5.6W-Dreamer　絞りF5.6　ソニーα7R　ISO4000　1/40秒　撮影：中川昇
マゼンタ被りが強いといわれるα7Rを使用しているので特に右上方向の被りが気にはなります。

■たまプラーザテラス（2020/09/14）LAOWA９mmF5.6W-Dreamer　絞りF5.6　ソニーα7R　ISO4000　1/50秒　撮影：中川昇
天井が非常に高く広い駅舎ですが、このレンズでしか撮れない空間の広がりが表現できていると思います。

■たまプラーザテラス（2020/09/14）LAOWA９mmF5.6W-Dreamer　絞りF5.6　ソニーα7R　ISO4000　1/15秒　撮影：中川昇
たまプラーザテラスは開店10周年を迎えます。全体的にスケールが大きいので超広角レンズ向きの駅です。

■たまプラーザテラス（2020/09/14）LAOWA９mmF5.6W-Dreamer　絞りF5.6　ソニーα7R　ISO4000　1/13秒　撮影：中川昇
この広角レンズでやっと全景が入るほどの大きさです。左に10周年の看板が見えます。全てJPEG撮って出し。

■たまプラーザテラス（2020/09/14）LAOWA９mmF5.6W-Dreamer　絞りF5.6　ソニーα7R　ISO4000　1/80秒　撮影：中川昇
このカットは頭の中のイメージに近い感じで写せました。今から冬のイルミネーションが楽しみです。

■今回の撮影機材：LAOWA９mmF5.6W-Dreamer　ソニーα7R
これだけのレンズをよくぞここまでコンパクトにまとめたものだなとLAOWAの技術力に感心します。

＜中川昇の目線＞
今回の試写も手探り状態の試写でした。なかなか思うような作例が撮れず、次はどうしようか？何を狙おうか？ともがいている状態です。ただ、このレンズのお陰で「考えて撮る」ということを意識せざるを得なくなりました。普段からこのレンズの画角で景色を見ている自分がいます。新しい視点をこのレンズが与えてくれているのです。これぞレンズ交換式システムの醍醐味でもあります。
それにしてもこのレンズ、発売以来どのマウント（ソニーFE、ニコンZ、ライカL、ライカM）も予想以上に売れています。在庫がかなり減ってきています。このレンズの良さが分かる方がこれほど多いとは正直驚きです。まだまだカメラ業界も捨てたものではありません。その辺を見越しているLAOWAの先見性にも舌を巻きます。下手な中川でもこんな写真が撮れるんだと思った方は早めに注文された方がいいかもしれません。
次回は「マゼンタ被り」が少ないと言われるα7s（その代わりシアン被りが出る）で撮影した画像をお見せできると思います。