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■ネオワイズ彗星(2020/07/11・03時18分)ニコン14-120mm(120mmF5.6で使用)ニコンD7000 固定 ISO4000 4秒 撮影地:千葉県横芝光町 撮影者:鈴木泰夫様
<中川昇コメント>
中川の天体写真仲間の鈴木さんから貴重なネオワイズ彗星の写真のご提供をいただきました。鈴木さんありがとうございます。やはり九十九里浜は晴れたのですね。実に見事な尾です。羨ましすぎます。
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■ネオワイズ彗星(2020/07/11・03時19分)ニコン14-120mm(78mmF5.6で使用)ニコンD7000 固定 ISO4000 4秒 撮影地:千葉県横芝光町 撮影者:鈴木泰夫様
<撮影者コメント>
薄明が始まっていましたが、彗星が明るいため4秒程度の露出で写りました。前日の23時ころGPV気象予報を見ると九十九里浜の北のほうの雲が薄くなる予報になっていたので、すぐに準備をして横芝に02時40分ころ着きました。 海岸に出ると濃い濃霧のため星が見えなくなったので慌てて引き返し、 濃霧が晴れた場所の道端で撮影しました。北東の空の雲が切れていたためカペラから下にたどり、試し撮りをすると長い尾を引いた彗星が写りました。肉眼では尾は見えませんでしたが中心核は分かりました。
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■ネオワイズ彗星(2020/07/11・03時19分)ニコン14-120mm(120mmF5.6で使用)ニコンD7000 固定 ISO4000 20秒 5枚コンポジット 撮影地:千葉県横芝光町 撮影者:鈴木泰夫様
<撮影者コメント>
120mmで撮影した写真をステライメージで手動コンポジットしました。思いっきり強調して尾がどこまで広がっているか見てみました。1枚で未処理のものと比較すると淡い所がかなり見えてきました。

<中川昇の目線>
鈴木さんは千葉天体写真協会の創立当時(1983年頃)からのオリジナルメンバーで、千葉県船橋市在住と九十九里浜へは比較的近いとはいえ、機敏な行動と咄嗟の判断が功を奏した形です。さすがですね。
11日のネオワイズ彗星の記事が本ブログとしては異常に多くのアクセスをいただきました。それだけこの彗星に関心が高く、皆さん情報を求めていたのだと思います。晴れる気配のない中、そろそろ彗星は夕方の空に姿を現します。7/15頃の大まかな見頃の時間と位置は東京で「時間:20時頃 方角:北西 高度:約9度 明るさ:約2等」というのが目安になります。地域によって特に見頃の時間(日没後1時間が目安)が変わりますのでご注意ください。相変わらず厳しい条件下ではありますが、僅かな晴れ間も逃さないようにしましょう。撮影地の下見も早目に済ませて、いざという時に慌てないようにしましょう。ちなみに私は先日の日曜日に近所で絶好の穴場を見つけました。
さて千葉と言えば「習志野隕石」の話題で持ちきりです。マンションに落下していたそうです。そうなると私の実家がある千葉県八千代市も絶好のアピールのチャンスです。地味な八千代市を全国区にするチャンスです。今こそ八千代市民は「八千代隕石」の発見に向けてひとつになりましょう。八千代隕石とは実に縁起のいい名前ではありませんか。
それにしてもここのところ天文業界は、「彗星」といい「大火球」といい「隕石」といい天気以外は大変盛り上がっています。昨日見たNHKの月に関する番組も非常に興味深い内容でした。大まかにいうと「月がなければ地球上の生命は存在しなかった」というものです。私も月が無ければこの仕事に携わっていなかったと思います。「月が取り持つ縁」をこれからも大事にしていきたいと思います。
maksy
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