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タカハシ TSA-120N 鏡筒【限定販売】 6月19日頃発売予定 予約受付中

通常モデルTSA-120鏡筒のフードを固定型に変更した仕様で、価格が通常モデルよりお求め易くなっています。オプションパーツシステムは通常モデルTSA-120鏡筒と同様です。TSA-120は、中央にスーパーEDガラスを配置し、前後をクラウンガラスで挟んだ高性能な3枚玉アポクロマートレンズを装備した望遠鏡です。 数量限定販売商品のため状況により早期終了する場合もございます。また、ご予約件数が多いため、お届けまでにかなりのお時間を頂戴しております。
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■主な仕様
形式: 3群3枚 TSA型アポクロマート
有効口径: 120mm
焦点距離: 900mm
口径比: 1: 7.5
鏡筒径: 125mm
鏡筒全長: 1020mm
質量: 6.2kg(ファインダー含む)
ファインダー :7倍50mm

<中川昇の目線> 
憧れのタカハシの白鏡筒の限定発売です。タカハシの鏡筒を所有する喜び。これは金額には換算できない価値です。またまた個人的な話になりますが、初めてタカハシの鏡筒を手に入れた時のあの喜び。1981年発売のFC50という口径5㎝F8のフローライト鏡筒でしたが、眩しい白鏡筒。スムーズな接眼部。鏡筒とフードのちょうどいい段差。宝物のように大切に使っていました。「いつかはタカハシ。それは今です。」本鏡筒はさすがに6.2㎏と軽くはなく、全長も1mありますので、すでにしっかりした架台をお持ちの方にお奨めの鏡筒です。

P.S. さて明日6/21(日)の夕方は待望の部分日食です。天気は全国的にまずまず良いようです。皆さん準備を怠りなく。部分日食機材特集①はこちら。②はこちらシュミット店舗は6/20(土)は13~17時営業中。

【追記】
6/20(土)の横浜は朝からとても良い天気です。空気も涼しく絶好の太陽テスト撮影日和です。そして明日6/21(日)部分日食本番の天気予報はさらに改善方向のようです。関東地方でも部分日食が見える可能性が出てきました。
出来れば日食の時間に合わせて今日の16~18時にテスト撮影すると色んなことが分かるはずです。①そもそもその時間帯に太陽が見える場所なのか?②ピント合わせは大丈夫か?本番の時に雲が多かったら太陽撮影用のフィルター越しにピントが合うのか?晴れている今日のうちに合わせておいてピント位置を固定しておくべきかも?ただでさえ黒点が無いのでどこでピントが合っているのか分かりにくい③本番の角度で機材のバランスは取れているか?④太陽の導入は地面に映った望遠鏡の影が最小になるようにすると早い。その練習。などなど。失敗も思い出(星日記1982掲載予定)になるので悪くはないのですが、今回はあと10年は全国レベルの日食は見られないので失敗しないに越したことはありません。安全面に十分注意しながら本番を迎えるようにしましょう。