DSC07065s
■ 月・金星・水星のランデブー(2020/05/24)BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】 ソニーα7s ISO500 1/80秒 クリエイティブスタイル:風景 手持ち ノートリミング 撮影:中川昇
何とか晴れました。近所の西が開けた丘の上での撮影です。まずはBORG55FL+レデューサー7880セット【6258】の手持ち。水星がなかなか見えてきませんでしたが、画面上の方に辛うじて写りました。
DSC07082s
■ 月・金星・水星のランデブー(2020/05/24)BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】 ソニーα7s ISO1250 1/125秒 クリエイティブスタイル:風景 手持ち ノートリミング 撮影:中川昇
その後暗くなり始めてから肉眼でも水星がハッキリと見えてきました。200mmの焦点距離がピッタリでした。原版を拡大すると金星は三日月状に欠けた姿がくっきりと写っていました。
DSCF6549xs
■ 月・金星・水星のランデブー(2020/05/24)LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF4 ISO5000 1/42秒 フジX-T2 FS:V 手持ち 撮影:中川昇
これはLAOWA65mmF2.8によるものです。このレンズはマクロだけでなく普通の中望遠レンズとしても重宝します。ISO5000の手持ち撮影です。
DSCF6477s
■ 日没(2020/05/24)LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF5.6 ISO200 1/1700秒 フジX-T2 FS:V 手持ち 撮影:中川昇
事前に太陽の沈む位置と金星が見える位置がほぼ同じだ、ということを調べておいて正解でした。
DSCF6532s
■ NTTドコモ代々木ビル~スカイツリー~東京タワー(2020/05/24)LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF4 ISO12800 1/50秒 フジX-T2 FS:V 手持ち 撮影:中川昇
今回のランデブーを撮影した丘から写した東京側の夜景です。3つのランドマークが写せる貴重なポイントです。ISO12800。手持ち。
DSC07015xx1600
■ スカイツリー~東京タワー(2020/05/24)BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】 ソニーα7s ISO 1/秒 クリエイティブスタイル: 手持ち ノートリミング 撮影:中川昇
これはまだ太陽が沈む前の写真。BORG55FLによるものです。
P1150545xs
■今回の撮影機材: LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  fujiX用・EOS-M用・ソニーE用  5/1発売
本レンズの詳細は以下の記事(有料)が非常に詳しいです。購入時の参考にしていただければ幸いです。『Foton機種別作例集316 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる!』LAOWA 65mm F2.8 2X ULTRA MACRO APO レンズデータベースhttps://www.amazon.co.jp/dp/B087WN4CCN/ Sony α7R IIIで撮影 著・編:齋藤千歳/監修:小山壯二/デザイン:Inori 価格:250円
P1160041xxs
■テレワーク中の中川の機材(BORG&LAOWA&KAMLAN)
個人のものと会社から送ってもらったものが混在していますが、これでもごく一部です。BORGがあると自分の部屋でBORGパーツを広げて「ああでもない」「こうでもない」とまるでパズルをするように楽しい時間が過ぎていきます。いわゆる「BORG沼」という沼ですが、この沼の住人にはBORGユーザーしかなれません。さらにLAOWA&KAMLANがあればご近所散歩の楽しさに深みが増します。

<中川昇の目線>
今回の3天体のランデブーは一般の方の認知度が高かったのか?外出自粛の影響か?注目している方が多く、私が撮影したポイントには合計で20名ほどの方が入れ代わり立ち代わり今回の現象を見に来られていました。
中でも印象的だったのが、某社の入門機を持参されていた親子連れです。帰り際に天体望遠鏡の扱いに明らかに苦戦している親子を見かけすぐに声をかけました。天文歴48年超の私でも苦戦するほどの「入門機」でしたが、何とか大きく欠けた金星と弓のような月面を見せてあげることが出来ました。二人に喜んでいただき、私も安堵してすっきりと帰路に着く事ができました。やはり入門機の肝はファインダーと微動装置ですね。私も48年前の悪戦苦闘を思い出しました。どうか今日以降も晴れて二人に月の観察を続けて欲しいと願っています。