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■ブラシノキ(2020/05/18)LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF5.6 フジX-T2 FS:V 手持ち 撮影:中川昇
この時期、住宅地の庭でよく見る花です。※掲載が遅れたため残念ながらすでに散ってしまいました。
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■ブラシノキ(2020/05/18) LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF5.6 フジX-T2 手持ち 撮影:中川昇
見れば見るほどブラシにそっくりな不思議な花です。赤い花びら?の先端に1個1個実が付いています。
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■アザミ(2020/05/18) LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF5.6 フジX-T2 手持ち 撮影:中川昇
あざみ野で撮影したアザミです。特にフジのデジカメユーザーには嬉しいレンズの登場だと思います。
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■アザミの綿毛(2020/05/18) LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF5.6 フジX-T2 手持ち 撮影:中川昇
この綿毛はマクロレンズ向きの対象です。実に繊細な構造をしています。
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■アザミとアリ(2020/05/18) LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF5.6 フジX-T2 手持ち 撮影:中川昇
甘い香りがするのか?アリがやってきました。我ながら手持ちで良くピントが合ったと思います。
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■実(2020/05/18) LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF5.6 フジX-T2 手持ち 撮影:中川昇
何の花の実なのか分かりませんが、道端にたくさんありました。とにかくフジのデジカメと相性が良く片っ端から何でも撮影したくなってしまいます。
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■バラ(2020/05/18) LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF5.6 フジX-T2 手持ち 撮影:中川昇
発色・解像力・操作性・ボケ味が揃って優秀。しかも2倍マクロ。ピント合わせが楽しいレンズです。
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■花(2020/05/18) LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  絞りF5.6 フジX-T2 手持ち 撮影:中川昇
上の写真と同じ植物かと思いますが、まだ青い状態です。カマキリの顔にも似ています。
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■今回の撮影機材: LAOWA65mmF2.8 2×Ultra MACRO APO  fujiX用・EOS-M用・ソニーE用  5/1発売
本レンズの詳細は以下の記事(有料)が非常に詳しいです。購入時の参考にしていただければ幸いです。『Foton機種別作例集316 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる!』LAOWA 65mm F2.8 2X ULTRA MACRO APO レンズデータベースhttps://www.amazon.co.jp/dp/B087WN4CCN/ Sony α7R IIIで撮影 著・編:齋藤千歳/監修:小山壯二/デザイン:Inori 価格:250円

<中川昇の目線>
これだけ特徴のあるレンズだとお気に入りのフジのデジカメの1台に付けっぱなしにして、いつでも撮れる状態にスタンバイさせています。このレンズのお陰で世界が広がりました。梅雨の時期はアジサイや菖蒲も狙い目ですね。ホタルもいるし野鳥は雨でも楽しめるし梅雨は梅雨で楽しみがたくさんあって興味が尽きません。この年齢でようやくそういう境地に達してきました。
このコロナショックの下で写真業界・カメラ業界全体が低迷する中、実はLAOWAは良く売れています。これは私の見立てでは背景に「マニュアル回帰」があると思います。「だってマニュアルって楽しいんだもん」「だってマニュアルで撮ると充実感が全然違うだもん」というほどの理屈抜きの楽しさが味わえる。恐らく五感をフルに動員しているので脳が喜んでいるんだと思います。フルオートでは脳がさぼってしまいます。少しは脳に負担をかけてそれをクリアーする喜びを脳に与えることが写真を趣味として長く継続するコツだと私は思います。今まで写真業界は人がラクをすることを重視しすぎていたのではないか?とも感じます。「AFよりもマニュアルフォーカス」「オート絞りよりもマニュアル絞り」「ズームよりも単焦点」。フジのデジカメがコロナショックの中でも健闘しているのは、マニュアル操作の要素を多く残しているからだと思います。写真業界全体でもう少し人間の潜在能力を信じましょう。