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■カワセミ(メス)   
BORG72FL 1.4倍テレコンバーターGR【7215】  絞りM57【7057】 フジX-Pro2ボデー  ISO1600 1/420秒 フィルムシュミレーション:ASTIA(ソフト、COL-1、SH-1、NR-1)トリミング 半手持ち 撮影:中川昇
先日も書きましたが、くちばしの下側が赤いのはメスの証拠です。この角度は見返り美人というにふさわしい絶妙なアングルだと思います。
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■カワセミ(メス)   BORG72FL 1.4倍テレコンバーターGR【7215】  絞りM57【7057】 フジX-Pro2ボデー  ISO1600 1/500秒 フィルムシュミレーション:ASTIA(ソフト、COL-1、SH-1、NR-1)トリミング 半手持ち 撮影:中川昇
さらに私に振り向いてくれたので夢中でシャッターを切ります。その時の声掛けは「いいよ、その表情。最高だよ。」そうすると思いが通じるのか撮りたいアングルの写真になります。
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■カワセミ(メス)   BORG72FL 1.4倍テレコンバーターGR【7215】  絞りM57【7057】 フジX-Pro2ボデー  ISO1600 1/450秒 フィルムシュミレーション:ASTIA(ソフト、COL-1、SH-1、NR-1)トリミング 半手持ち 撮影:中川昇
この写真の注目点。①カワセミの眼に映った風景。特に空と雲。②カワセミの頭の羽毛のウエーブ(個人的には安倍首相の頭髪を連想させます)③眼の右下のオレンジ部分の中に3本の白い羽毛が生えかけている④背中の繊細な羽毛。
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■カワセミ(メス)   BORG72FL 1.4倍テレコンバーターGR【7215】  絞りM57【7057】 フジX-Pro2ボデー  ISO1600 1/450秒 フィルムシュミレーション:ASTIA(ソフト、COL-1、SH-1、NR-1)トリミング 半手持ち 撮影:中川昇
この写真の注目点。①頭部の羽毛の微細構造。頭頂部と後頭部の羽毛の密度の違い。②襟足にあたる部分にある白い羽毛③背中の羽毛の微細構造。

<中川昇の目線>
この時は帰りのバスの時間が迫ってきたので、バスに乗るつもりで川を見ながらバス停まで小走りで歩いていたところ、美人カワセミ嬢が呼ぶではありませんか。しかもまんべんなく光が回る日陰という絶好の光線状態。光量は全体的に不足しつつも光はカワセミ全体に回っているという好条件。結果、バスには乗り遅れましたが、嬉しい画像が得られました。
お陰で弊社の新人スタッフも「一緒にカワセミ撮影に行ってみたい」「撮影しているところを見てみたい」と興味を持ってくれるようになってきました。嬉しいことです。今日3/7もBORGユーザーと一緒に近所の川で撮影してきましたが、やはり楽しいです。縄張り争いのバトルも見られるなど活動もさらに活発化しています。これからもカワセミ撮影の魅力とお勧め機材のご紹介をする予定です。

P.S. 今日3/8のNHKのSWITCHインタビュー達人達に昆虫写真家の栗林慧さんが登場したので何となく見たのですが、大変興味深い番組でした。栗林慧さんはLAOWA24mmF14の元にもなっている虫の目レンズの開発者でもあり、私が子供の頃から有名な昆虫写真の第一人者です。その栗林さんによると最近アリが減っているそうです。そういわれれば私の周りでもアリを見ることが減っている実感があります。栗林さんによると「環境の変化、温暖化、農薬」が効いているとのこと。私としては子供の頃から天体や野鳥だけでなく昆虫にも興味を持つ教育が必要だと感じました。