NGC2359 ISO6400 30sec 131F
■大犬座のトールのかぶと星雲(2020/01/20)
EdgeHD800 + x0.7RD + QBPフィルター + D5600(HKC改造) f=1,422mm F7 ISO6400  30sec. 131Fr.  総露出時間:約1時間5分 Skywatcher EVO50EDガイド鏡+ QHY5L-IIM PHD2自動ガイド Advanced VX 赤道儀 撮影:根本泰人様(東京都江戸川区)
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QBPフィルターを装着した接眼部の様子 撮影:根本泰人様(東京都江戸川区)

<撮影者のコメント>
中川様。根本です。先日はお世話になりました。今年は本当に異常気象ですね。まさか関東地方の冬で
これほど好天にめぐまれないとは驚きです。一応私は気象予報士なんですが「西高東低の冬型気圧配置」が死語になりそうな最近の天気図の状況では、天気予報なんて無理だと思う次第です(苦笑)。
それでも1月20日の晩は安定して晴れましたので、久々にDSOを撮影することができました。おおいぬ座のNGC2359 「Thor's Helmet(トールのかぶと星雲)」です。EdgeHD800に0.7倍の専用レデューサーを装着しての撮影ですが、光学系の中にQBPフィルターを入れる場所がありません。それで意を決してQBPフィルターをフィルター枠からとりはずし、M42マウントの中に組み込んでみました。結果は大成功で光路長の変化もほとんどなく、また破損の心配もなさそうです。写真を添付するのでご覧ください。(中川注:フィルターの取り外しは自己責任で行って下さい)
QBPフィルターのおかげで都会でもこのような星雲を撮影できますが、青色の成分が少ないので、よく見かける青色が鮮明な写真とは印象が異なってしまうのは仕方がありませんね。でもこれだけ写れば楽しいです。それではどうぞよろしくお願いいたします。

<中川昇の目線>
根本さんのおっしゃるように、この週末も関東地方は冬型の気圧配置が死語の世界となっています。せっかくの新月の週末もお手上げ状態です。こうなるとやはり撮影条件は落ちても、自宅で撮影できるQBPフィルターの存在は大きいですね。現在大人気で品切れ中ですが、近々入荷予定です。これからの天体写真は数少ないチャンスをどう生かすのかがキーワードになってきていますので、ぜひお早目のご予約をお勧めします。せっかくの機材を有効に生かすためのマストアイテムといえるかもしれません。72FLにも有効です。

【QBPフィルター追記】
QBPフィルターの新しいサイズの情報です。従来の48mmに加えて52mm31.7mmアメリカンサイズが加わりました。1/29発売予定。価格など詳細はこちらから。予約受付中。

P.S. 今日のような曇りがちな天気は、実はカワセミ撮影日和です。光が全体的にまんべんなくカワセミの羽毛に届くため、露出も合わせやすく、全体の色も出しやすく有利です。間接照明のような感じで自然な仕上がりが期待できます。というわけでこの週末は72FL野鳥撮影を楽しもうかと画策しております。これが考えるだけで楽しいのです。
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BORG72FL+レデューサー7872セットSJSWAT‐350サイトロンカーボン三脚
ポータブル赤道儀SWAT‐350との相性も抜群。現在、シュミット店頭で展示中。
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