■新製品：LAOWA17mmF1.8 MFT  11月28日（木）発売予定　予約受付中
マイクロフォーサーズの良さを損なわないこのコンパクトさがこのLAOWA17mmF1.8 MFTの最大のポイントです。さらに細かいけれど大きな改良点。それはフードにクリックが付いたこと。それも非常に感覚の良いクリック感で何度もフードを付けたり外したりを繰り返してしまいます。従来のLAOWAのフードは外れやすく私も愛用のLAOWA7.5mmF2用のフードがいつの間にか無くなっていて現在注文中の身です。

■新製品：LAOWA17mmF1.8 MFT 11月28日（木）発売予定　予約受付中
マイクロフォーサーズで「換算35mm単焦点広角レンズ」というのはありそうでない意外と大穴のスペックでした。実売2万円前後という価格を考えれば迷う必要はありません。

■新製品：LAOWA17mmF1.8 MFT＋オリE-P5　11月28日（木）発売予定　予約受付中
換算35mmというスタンダードすぎるレンズが純正で揃えづらい状況というのが今のマイクロフォーサーズの厳しい現状を表していると思います。

■新製品：LAOWA17mmF1.8 MFT +パナGF7　11月28日（木）発売予定　予約受付中
そのマイクロフォーサーズの厳しい現状をLAOWAがうまく穴埋めしてくれているというのは逆にありがたいことだと思います。LAOWAのお陰でマイクロフォーサーズの魅力が広がっている面があります。ピントリングも回しやすい太さで操作性抜群。

■新製品：LAOWA17mmF1.8 MFT＋パナGM1s  11月28日（木）発売予定　予約受付中
このパナGM1sはマイクロフォーサーズシステムの良さを体現した素晴らしいカメラです。売れなくなったということでGMシリーズは生産中止になっているようですが、個人的には赤字でも継続するべき大事なシリーズだと思います。実際中古でも人気が高いようです。

■新製品：LAOWA17mmF1.8 MFT ＋パナGX7MKII　11月28日（木）発売予定　予約受付中
LAOWA17mmF1.8 MFTはこのカメラとの組み合わせが一番似合うと思います。2万円なのに所有欲が深く満たされます。

■新製品：LAOWA17mmF1.8 MFT  絞りF4　たまプラーザにて　撮影：中川昇
この画像を見てこのレンズに惚れたといっても過言ではありません。少し絞るとピリッと締まります。

■新製品：LAOWA17mmF1.8 MFT  絞りF1.8開放　たまプラーザにて　撮影：中川昇
絞り開放なので周辺にはコマ収差が見られます。ただ、嫌味のない収差なので開放から安心して使えます。このコンパクトさでF1.8の明るさは何かと助かります。

■新製品：LAOWA17mmF1.8 MFT  絞りF1.8開放　たまプラーザにて　撮影：中川昇
右側の木のイルミネーションを見るとこのレンズの開放時の収差が良く分かります。コマ収差が出ていますが、個人的には嫌味のない収差で実用上問題ないレベルだと思います。むしろ絞りを開ける意味、絞る意味を意識しながら撮影を楽しめます。あくまで主導権はあなたにあります。

■参考：LAOWA7.5mmF2によるたまプラーザ駅前　パナGF7　撮影：中川昇
参考までにLAOWA7.5mmF2による作例です。いかに超広角かが良く分かります。

■新製品　LAOWA17mmF1.8MFT   絞りF1.8開放　たまプラーザにて　撮影：中川昇
東急百貨店内のツリーです。毎年センスの良いツリーを魅せてくれます。背景のボケもクセがなく、安心して開放から使えます。

＜中川昇の目線＞
今マイクロフォーサーズは大きな岐路に立たされています。マイクロフォーサーズは大変優れたフォーマットで、個人的にもレンズ交換式カメラの中で一番気に入っているシステムです。実際、通勤カバンの中に２台入れて毎日（ほぼ毎日ではなく本当に毎日）撮影しています。
それは「使うのも撮影するのも楽しいから」です。スマホとの差別化を図るには、この楽しさが最重要です。LAOWAのように個性的な交換レンズが続々と出てくるとマイクロフォーサーズを使い続けるモチベーションになります。それには、おしゃれで実用的で小型で軽くてといった要素を持ったパナGMシリーズのようなボディが欠かせません。マイクロフォーサーズの良さを知ってもらうには「撒き餌ボディ」が必要なのです。その代表がパナGMシリーズだったのですが、もしこれからお散歩カメラを新品で揃えるならパナGF9かGF10(ややこしいのですがGF90はGF10と同等品とのこと、詳細はこちら。ただしmicroSDがやや難か）でしょうか？本当はボディのみの販売をしてくれると非常に買いやすいのですが、Wレンズキットのみの販売という販売方法がかえってマイクロフォーサーズ入門者を阻害している側面があると感じます。
いずれにしても毎日使いたくなるこんな優れたマイクロフォーサーズという規格を継続してもらうためにも、その良さを中川目線でアピールし続けていきたいと考えています。LAOWA17mmF1.8MFTのレビューはあと２回予定しています。11/28（木）発売予定です。誰でも撮れる写真はスマホに任せて、ぜひLAOWAで「あなたしか撮れない写真」を撮りましょう。

【追記】
何度か書いていますが、今日11/24（日）の夕方は木星と金星の接近があります。これはとても美しい現象なので晴れればぜひみましょう。そして今しか撮れない前景を入れて記録しましょう。私はクリスマスツリーを前景に入れたいと考えています。以前どこかに書いたかもしれませんが、木星と金星の接近といえば1974年の冬のコホーテク彗星と木星と金星の接近を思い出します。45年前の現象なのにいまだに脳裏に焼き付いているということは、いかに美しい光景だったかがうかがい知れると思います。

【追記２】
本ブログでも何度か触れている「天気の子ビル」関連の記事がありました。こちらから。その記事の中では「新海監督と新宿の深い関係について」触れていますが、中でも「描かれている場所は山手線の西側がほとんど」というのは何となく分かる気がします。というのは、私がサイトロンジャパンに転職してから会社（新宿区西落合）の周辺を歩くようになり山手線の西側の魅力にはまったからです。転職する前は山手線の西側にはほとんど関心がなかったことを考えると不思議な気がします。

【追記３】