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Sky Watcher AZ-EQ AVANT  新製品 三脚付:22,800円(税込)11/13発売
赤道儀としても経緯台としても使える手動式小型軽量マウントです。マウント本体は掌にのるサイズです。赤経軸、赤緯軸とも全周微動が装備されています。軽量なアルミ製2段タイプ三脚が付属します。
また、アップグレードキット(オートガイド端子を備えた一軸モーター)を2020年1月頃に発売予定。こちらもお楽しみに!なお、三脚なしのマウントのみの販売予定は現時点ではありません。

<中川昇の目線>
まず思ったのがBORGを載せたらさぞ使いやすいだろうなということです。搭載可能重量3㎏までということなのでミニボーグなら全く問題なし。BORG71FL、77ED、89ED、90FLまでいけそうです。そして何より三脚付でこの価格。もう買うしかないというレベルです。迷っているうちに品切れして冬の天気の良い時期を逸してしまうリスクの方がはるかにでかい。そう思います。
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SkyWatcher STARQUEST 80 +AZ-EQ AVANTセット 新製品 鏡筒三脚付:34,980円(税込)11/13発売
口径80mm、焦点距離400mm、F5のアクロマート屈折式望遠鏡です。
小型軽量で取り回しがしやすく、初心者にも安心してお使いいただけます。AZ-EQ AVANTとのセット販売です。

<中川昇の目線>
鏡筒、アイピース2個付、天頂ミラー付、架台付、ウエイト付、三脚付でこの価格。この作り。なのに安すぎるでしょ。いくら何でも。原価いくらなの?これから天体観測を始めるならこのセットが一押しでしょう。中国製量産品の驚異です。電気部品がないから壊れるところがない。長く使える。サブ機で使える。観望会で使える。知り合いから天体望遠鏡は何がいいの?と聞かれたら迷わず勧められる。欠点がないのが欠点。

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SkyWatcher STARQUEST 80 鏡筒 新製品 鏡筒三脚付:13,200円(税込)11/13発売
口径80mm、焦点距離400mmのF5アクロマート屈折式望遠鏡です。
小型軽量で取り回しがしやすく、初心者にも安心してお使いいただけます。AZ-EQ AVANTとのセット販売↑もいたします。

<中川昇の目線>
アイピース2個付、天頂ミラー付、等倍ファインダー付でこの価格。仮に鏡筒だけならいくらなの?と問い詰めたくなるハイコストパフォーマンス機です。しかもおしゃれな三脚台座付。ビクセン規格の汎用性の高い台座。本鏡筒にBORGM57パーツを装着するには【7356】がお勧め。
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SkyWatcher EVOSTAR72EDII 新製品 47,300円(税込)11/13発売
今夏販売終了となったEVOSTAR72EDの後継機です。
この鏡筒、もともとガイド鏡としてスタートしたようですが、多様な撮影に対応できるようにモデルチェンジされました。鏡筒長が見直され、アクセサリー取り付けの自由度が高まりました。レンズ性能等は従来のモデルと同等です。またロゴ等も変更はありません。あわせてEVOSTAR72EDレデューサー用 カメラ回転リングIIも同時発売されます。

<中川昇の目線>
これもお買い得感が高いです。ファーストモデルの使いにくい点を見直しただけあって使いやすく改良されています。最近の中国製品の優れた点です。接眼部は微動付のデュアルフォーカス。本鏡筒にBORGM57パーツを装着するには【7425】がお勧めです。付属のグリーンの台座はビクセン互換の汎用性の高い台座です。専用アルミケース付。BORG71FLが生産中止となった今、売れ筋中の売れ筋。

<中川昇の目線>
うーん。色々と考えさせられますね。今回の新製品。4機種とも価格と性能のバランスが悪すぎます。性能の高さの割に安すぎるのです。しかし代理店としては海外で販売する価格に合わせざるを得ない。日本だけ高く販売するわけにはいきません。それほど量産しているということです。これが時代なのですね。どうする国産望遠鏡メーカー。BORGSWATくらい尖がっていないと存在意義が問われる時代ということか?この年末の天体望遠鏡需要を全て持っていくんじゃないか?と危惧するほどのインパクト。でもそんなに国内に在庫は回ってこないはずなので、煽るわけではありませんが早い方が良さそうです。この年末の天体観測計画を大きく左右しそうな魅力ある新製品です。個人的にはあまり電気系統絡みの新製品でないところが道具として好感が持てるところです。特にSky Watcher AZ-EQ AVANTは私の友人が星祭りで現物をみて改造したくてうずうずしていました。