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■幻日と環天頂アーク(2019/10/26・横浜)LAOWA7.5mmF2 オリンパスE-P5 撮影:中川昇
昨日10/26横浜での撮影です。太陽の左に幻日が出現。さらに太陽の上には環天頂アークが出現。先日、私が10/20に奈良で撮影したものよりもかなり明瞭でした。※画面一番上のオレンジ色はゴーストです。
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■幻日と環天頂アーク(2019/10/26・横浜)LAOWA7.5mmF2 オリンパスE-P5 撮影:中川昇
この日は朝から快晴だったのですが、すぐに雲が出始めました。快晴の状態が短い。そしてその雲の発生のパターンが前回の千葉豪雨の時によく似ている。これは大気光学現象が見られるかも?と昼から「防災散歩」を始めました。
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■環天頂アーク(2019/10/26・横浜)LAOWA7.5mmF2 オリンパスE-P5 撮影:中川昇
少し露出オーバーですが、ほぼ真ん中に写っている「環天頂アーク」の色が良く出ました。
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■ハロ(2019/10/26・横浜)LAOWA7.5mmF2 オリンパスE-P5 撮影:中川昇
ハロです。
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■幻日(2019/10/26・横浜)LAOWA7.5mmF2 オリンパスE-P5 撮影:中川昇
太陽の左側にかなり明瞭な幻日が出現しています。これらの大気光学現象が今後の天気にどう影響するのか?追っていきたいと思います。
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■幻日と環天頂アーク(2019/10/26・横浜)LAOWA4mmF2.8 パナGF7 撮影:中川昇
この写真だけ円周魚眼レンズによるものです。早淵川と幻日、環天頂アークと雲と空手道場と指です。やっぱりLAOWA4mmF2.8の威力はすごい。
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■夕焼け(2019/10/26・横浜)LAOWA7.5mmF2 オリンパスE-P5 撮影:中川昇
この日は2万歩も歩いたので一風呂浴びていると、妻が夕焼けが異常に赤いよという。慌てて着替えて外に飛び出して撮影するも時すでに遅し。短時間でしたが、10/20に奈良からの帰りに見た異常な夕焼けによく似ていました。先日も書きましたが、赤すぎる夕焼けも下り坂の予兆とも言われています。
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■波状雲(2019/10/27・横浜)LAOWA7.5mmF2 オリンパスE-P5 撮影:中川昇
今朝の雲です。この雲も下り坂の予兆と言われています。今日も雲の変化が激しく目が離せません。新しい情報があれば追記で対応予定です。

<中川昇の目線>
一言でいうと、「10/20の奈良で見た大気光学現象を昨日10/26横浜で再び見た。」ということです。見た場所が違うので何とも言えませんが、ここまで条件が揃うと今回も関東地方で雨が降るのは確実と思わざるを得ません。問題は雨が降る場所と雨量ですが、そこまでは残念ながら分かりません。ただ、被災地を含めて要注意です。
今回の千葉豪雨がなぜここまで降ったのか?報道で伝わってくる情報をとりあえず列挙してみます。10月の上空の湿度が75%もあり例年の10月よりも相当(10ポイント近く)高い。雲の高さが14,000mもある。海水の表面温度だけでなく海中の温度も上昇中。10月の東京は26日中なんと22日も雨。火曜日の雨警戒。この10月の千葉県の降雨量は平年比340%。台風や温帯低気圧は高気圧の縁を通るので今の時期は千葉を通りやすい。というわけで千葉方面は特に注意です。

【追記】
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■波状雲?(2019/10/27・横浜)LAOWA7.5mmF2 オリンパスE-P5 撮影:中川昇
今日10/27のお昼頃の雲です。今日の夕焼けは一見普通の夕焼けでしたが、夜は雲に覆われてしまいました。雨に関しては今日の午後、関東地方の一部で降ったようです。今後も注視していきます。

【追々記】
今回の大雨で気になったこと。
①「温帯低気圧」「熱帯低気圧」という名称のイメージと実態が乖離してきたこと。今回の千葉を始めとする大雨は聞き慣れない「亜熱帯低気圧」によるものだったとのこと。台風ではなくとも名称を付けた方が警戒心が芽生えやすい。例:亜熱帯低気圧1号など。進路等の情報発信も継続すべき。
②今回の豪雨の名称を決めるべき。でないと後世に語り継がれにくくなる。例:2019千葉豪雨など。今は台風19号の被害と一緒くたになっている。このままだと「10/25-26に千葉県から東北太平洋側に記録的大雨をもたらした亜熱帯低気圧」という長大な表現になり、一言で表現できないために話題に上りにくくなり、忘れられやすくなるリスクが・・・。せめて①で書いた名称があれば違う。
③緊急時に車に頼りすぎていること。歩くことも見直すべき。普段も車ばかり利用していると身近な危険に気が付きにくいリスクも。