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■オーロラ1(2019/09/25現地)LAOWA12mmF2.8  Nikon D850 (HKIR改造) F2.8 開放 (露出データ非公開) 撮影地:カナダ・イエローナイフ 撮影者:根本泰人様
先日の1回目のオーロラの撮影日の翌日のオーロラです。画面上方から下方に向けてカシオペア座~アンドロメダ銀河~二重星団~ペルセウス座~オーロラ越しにスバルが見えています。撮影風景も臨場感があってその場の雰囲気が伝わってくる良い写真です。
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■オーロラ2(2019/09/25現地)LAOWA12mmF2.8  Nikon D850 (HKIR改造) F2.8 開放 (露出データ非公開) 撮影地:カナダ・イエローナイフ 撮影者:根本泰人様
一瞬星座が分かりませんでしたが、ほぼ真北の方向でした。ほぼ中央に北極星。その下に下方経過を過ぎた北斗七星。いずれも日本よりも高度が高い。左下にかんむり座も写っています。
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■オーロラ3(2019/09/25現地)LAOWA12mmF2.8  Nikon D850 (HKIR改造) F2.8 開放 (露出データ非公開) 撮影地:カナダ・イエローナイフ 撮影者:根本泰人様
こちらも北斗七星、かんむり座、こと座(左中の明るい星がベガ)、はくちょう座が写っています。歪みが少ないと星座もみつけやすいです。

<撮影者のコメント>
中川様。根本です。こんばんは。5日目の最終日も晴れました。オーロラも添付の写真の通り、巨大なものが現れてくれましたが、今回は明るさが暗めで、その上変化が乏しくて写真としてはあまりおもしろくなりませんでした。1枚は現地の撮影の雰囲気がわかるような写真を入れておきました。中国人観光客がとても多かったです。最終日は鑑賞を終えてホテルに戻ってまもなくチェックアウトして帰国の途につき、9月27日金曜日の午後に成田に戻りましたので、画像をチェックする時間がなく、本日お送りする次第です。結局今回一番すごいオーロラが観賞できたのは3日目でした。1500コマくらい撮影したので、別の方法でお送りいたします。

<中川昇の目線>
根本さん、お忙しいところ投稿ありがとうございます。前回のオーロラの画像も反響が大きかったです。今回も星座がきちんと写っており、オーロラもこの時期としては十分すぎる写りです。根本さんは持ってますね。惜しむらくはLAOWA4mmF2.8が間に合えばぜひ使っていただきたかったことです。根本さんにかかれば根本さんしか撮れない全天を覆うオーロラがさらなる感動を呼んだと思います。全周魚眼ならではの人とオーロラのつながりを表現できるレンズだと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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■2019/09/30昼の雲(南長崎5丁目歩道橋上) LAOWA4mmF2.8 オリンパスE-PL1 撮影:中川昇
今日の昼休みに散歩がてら撮影した雲です。今日もひとつキャッチコピーを発見しました。それは「歩道橋を渡りたくなるレンズ」です。というのもこのLAOWA4mmF2.8というレンズは見晴らしの良い所で撮るとさらに威力を発揮します。でも街中で見晴らしが良くて自由に行けるところは当然限られます。勝手に高層マンションにも入れません。そこで歩道橋を見つけるのです。そうすると昇り降りと遠回りに要する歩数は約1,000歩(中川推測)。これを1日10か所でやるとそれだけで1万歩。運動にもなりかつ見晴らしも良くて気持ち良い。観天望気もしやすい。
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■2019/09/29昼の雲(横浜市都筑区歩道橋上) LAOWA4mmF2.8 オリンパスE-PL1 撮影:中川昇
これは昨日の昼の雲です。すっかり「雲じい」になってしまいました。街を歩くと分かるのですが、誰も雲を気にしていません。上を向いて雲探しをしているのは私だけです。ここがポイントです。星空はもっとそうですが、夜誰も星なんか気にしていません。ここもポイントです。星やオーロラに関心を持ってもらうには、まず雲からだと気が付きました。「まず雲から始めよう」「レッツエンジョイクラウド」。雲の面白さに気付く→天気に関心が出てくる→夕日や朝日の美しさに気付く→月の美しさに気付く→明るい星が気になり始める→自分で調べ出す→星座を覚え始める→双眼鏡や望遠鏡の存在に気付く→そのうちの数パーセントの人が買うかも?いやあ実に長い長いプロセスですが、今の教育の現状を鑑みると遠いようで近道だと思います。今週末に上陸するかもしれない台風18号も全国各地でこのような全天雲写真(地上からの視点というのが重要)が得られれば今後の予報に大いに役に立つのではとも思います。

P.S. 雲を写しているとストレスを感じにくいのは「曇っていると嬉しい」というポイントがあることに気が付きました。雲ひとつない快晴だと逆に困るのです。雲をつかむような話ですが事実です。実は気候変動の時代に合った注目すべき被写体なのかもしれません。

P.S.2 お陰様で9月は今日で30日間全日ブログ更新達成しました。1/8のスタートから約9か月で初の全日更新達成です。しかも48日間連続更新中です。そして9月は過去9か月の中で月間最高アクセスを更新しました。これも皆様のご愛読のお陰と感謝しております。最近は投稿の常連の方も増えてきて大いに助かっております。ありがとうございます。これからも楽しくてためになる、私しか出来ないアングルからの情報発信を心掛けますので今後ともよろしくお願いいたします。

【追記】もうひとつ気が付いたのが、魚眼レンズで撮影した画像をスマホで見た時のことです。画像を回転させてみるのです。画面の回転でもいいのですが、円周魚眼で撮影した画像を360度回してみるのです。そうすると今まで見えないものが見えてくるというか上下の観念を外した途端に見えてくる風景があるのです。これは脳が抑えを外したというか次元を変えたというかうまく言えませんがそんな感じです。とにかく脳を使うレンズです。
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■2019/09/30夕方の雲(西落合)
LAOWA4mmF2.8 パナGM‐1s 撮影:中川昇
つい先ほどの雲です。何か憑りつかれたように雲ばかり撮影しています。雲男になっております。とにかく衝動に駆られるという状況でワクワクドキドキが止まりません。困ったレンズです。
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■2019/09/30夕方の雲(西落合)LAOWA4mmF2.8 パナGM-1s 撮影:中川昇
もう止まりません。雲が色付き始めました。今まで雲の何を見てきたのだろうか?と思い始めました。あまりに身近すぎてその面白さを見逃してきたのだと思います。LAOWA4mmF2.8のせいで気付いてしまいました。雲ハマります。