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■写真集「銀の月」西島善和著
2003年の写真集ですが、なぜか印象に残り未だに実家に置いてあります。先日帰省した際に久しぶりに眺めたら写欲が湧いてきて、さっそく撮影したのが下の写真です。
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■中川流「銀の月」(2019/09/16)LAOWA7.5mmF2 オリンパスE-P5 撮影:中川昇
満月過ぎの月をアートフィルターを駆使してそれっぽく写してみました。
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■中川流「銀の月」(2019/09/22)LAOWA7.5mmF2 オリンパスE-P5 撮影:中川昇
こちらもアートフィルターを駆使してそれっぽく写してみました。朝の下弦の月の雰囲気が出たと思います。超広角レンズだと月と雲が同時に記録できるのでより印象的な絵になります。

P.S.  ここのところ色々とありすぎて混乱しておりますが、私にとって心が落ち着くシーンのひとつに月を眺めるという行為があります。特に朝の出勤時に西の空に傾きかけた下弦前の月をみつけると幸せな気分になります。「月は古来から人類が同時に安心して見られる唯一の面積を持った天体」「つい150年前までは月は闇夜を照らす唯一の照明装置」という点からも月の持つ癒し力には歴史があるのです。

P.S.2 そんな中、毎週見ている「ポツンと一軒家(8/25放送分)」の中に出てきた元学校の美術の先生の言葉が印象に残りました。その方によると「狭い空間に居た方が宇宙の事が考えやすい」とのことです。これは思い当たる節があります。茶室のようにわざと窮屈な空間を作りそこで物思いに耽る。天体ドームももしかしたら狭すぎる空間に大きすぎる望遠鏡を入れた方が本人にとっては落ち着く空間になるのかもしれません。

P.S.3 さて、今日から待望の新製品、魚眼レンズLAOWA4mmF2.8MFTの作例をアップする予定です。作例があまりにも多いので回数を相当分けての掲載になるかと思います。ご了承下さい。