本日8/8(木)は月面Xの日です。この記事は非常にアクセスが多いので1日限定で7/31の記事をTOPに持ってきます。追加情報としては、月面Xのピーク時間(最もX字状らしく見える時間)は14時頃になります。ただしその時間は真昼間で月の高度も低く(東京の月の出12:35)、少しでも透明度が悪いと見えないと思います。よって空と月面Xのコントラストの比と日没時間、月の高度等を勘案すると東京で16~18時(20時まではそこそこX字状か?)が見頃と推測しますが、その後の時間もX字状は残りますので時間が許せば長く観察されることをお勧めします。月面Xの変化は東田さんのサイトに詳しいのでこちらをご参照下さい。→8/8の月面Xの画像はこちらから(8/9)。
kasori_107flxmj1

■上弦の月:月面X BORG107FL+SWAT-350 撮影:加曽利哲也様 ※上を北に表示
2019年8月8日(木)は月面Xが見える日です。久しぶりの観察のチャンスです。おおよその見頃の時間は16時~18時です。当日の東京の日没は18時39分ですから、晴れればちょうど上の写真のように青空をバックに見えるはずです。詳細な時間は久保庭さんのサイトへこちらから。
kasori_x1900n20mj2
■上弦の月:月面X BORG107FL+SWAT-350 撮影:加曽利哲也様 ※上を北に表示
当日は暗くなってくると徐々にX字が崩れてきますが、この地形が月面Xだと判別は出来ると思います。いずれにしても「8/8は月面X」と手帳にメモしておきましょう。晴れるはずです。
5542b5
月面Xの地形図 作成:久保庭敦男様(ほんのり光房)※上を北に表示
緑の線で囲った地形が月面Xです。影がないとほぼ分かりません。
5542bb
月面Xの地形図の写真 作成:久保庭敦男様(ほんのり光房)※上を北に表示
光と影がXの形を作ることが良く分かります。松田聖子の歌(蒼いフォトグラフ)で「光と影の中で腕を組んでいる 一度破いてテープで貼った蒼いフォトグラフ♪」という歌詞がありますが、それを思い出しました。作詞:松本隆 作曲:ユーミンの黄金コンビです。

<中川昇の目線>
冷静に考えると天体望遠鏡がない時代であれば、「月を大きく見たいなあ」という願望は普通にあったと思います。ところが、今は性能の良い天体望遠鏡が手頃な価格で簡単に入手できる時代にはなりましたが、実際に月を天体望遠鏡で見たことのある人が世界中でどれくらいいるのか?というと恐らく全人口の1%以下だと思います。これは由々しきことだと私は思います。地球の兄弟星である月のことを知らずにのほほんと生きている人間の何と多い事か(チコちゃん風)。
月を知ることにより、地球とは?人類とは?生物とは?宇宙とは?という根源的なことを考えるきっかけになるはずです。とはいえ無理やり見せても興味は持ちません。まず見せる側が月の魅力を十分に理解し、その魅力を情熱を持って伝える。この地道な作業の中からしか伝わらないと思います。これからも月の楽しみ方を情報発信していきます。
最後に今日が最終日のサマーセールの中から価格優先で月面X向きの望遠鏡を3機種セレクトしました。

月面X向きの望遠鏡3選】
azpronto90
Sky Watcher AZ-PRONTOマウント+90S屈折鏡筒 
<中川昇のここがお勧め>
・口径90mmF10の屈折式経緯台(微動付)
・一式5.8㎏と軽量。観望会の賑やかしにも最適。
・BORGなど他社製の鏡筒も装着可能。
21090a
セレストロンOmni XLT120 
<中川昇のここがお勧め>
・12㎝の大口径屈折赤道儀一式。
赤道儀は基本性能を重視したコンパクトなOmni CG-4
三脚は太くてしっかりしたステンレススチール製。
・さらなる詳細はこちらから。
dob6c01
DOB6クラッシック
<中川昇のここがおすすめ>
・昔懐かしい15㎝F8ニュートン反射。
・アナログ派の味方。全てマニュアル。
・光学系は一流。基本に忠実な合理的設計。こんな使い方も。

P.S. 今日7/31はサマーセール最終日です。今晩23時59分で締切です。合わせてBORG製品の注文も出来ます。7月は31日中30日間ブログを更新しました。7/7の七夕の日だけなぜか更新せず。手帳を見たら中古レコードを3枚買っていました。恐らく「趣味:音楽鑑賞」をしていたのだと思います。

P.S.2  毎日テレビの話ばかりで恐縮です。NHKの「1964TOKYO知られざるオリンピック」がまたまた興味深い内容でした。特に市川崑監督の公式記録映画とその未放映映像に釘付けになりました。55年前の東京の姿がカラーで記録されていて、当時の生活の様子が生々しく伝わってきます。極めて貴重な記録映像です。こういう画像をみると我々の世代がすべきことは今の東京を記録すること。まずはそれだと思います。そのためのレンズにLAOWAKAMLANの超広角レンズを推奨しています。

P.S.3 当時2歳だった私は父親に連れられて東京オリンピック1964に行っています。その時の写真は後日掲載予定です。ただ記念写真なので仕方ないのですが、もっと広い範囲が写っていれば周囲の様子がもっと分かるのに…という感覚は持ちました。それで思い立ったのがメモリアル・プレイス1964巡りです。2020オリンピックまでにLAOWAKAMLANの超広角レンズを使って1964オリンピックゆかりの場所を訪ねる旅。これは1年間たっぷり楽しめそうです。

P.S.4  ひとつ書き忘れていました。双眼鏡のことです。アポロ打ち上げ時(1969年)のケネディ宇宙センターの映像で観客が双眼鏡を使って観察する場面が頻繁に出てきます。でも現代のロケット打ち上げの場面で双眼鏡を覗いている人はあまり記憶がありません。一方、東京オリンピック1964の国立競技場の映像を見るとやはり観客が双眼鏡やオペラグラスを覗いている場面が良く出てきます。ところが、今はあまりみかけません。コンサート用としては売れているようですが、それ以外の場面でなぜか昔よりも使われる場面が減っている気がします。この背景に何があるのか?光学機器自体は小型化低価格化高性能化されているのになぜなのか?それが分かると今の理科離れの原因が分かるかもしれません。

【追記】アウトレットコーナーはこちら。 ☆彡8月のおすすめ天文現象はこちらから

P.S.5 BORG夏期休業(8/9~8/15)のお知らせ+BORG臨時棚卸よる発送停止期間(8/26~9/2)のお知らせです。BORG製品のお求めでお急ぎの方は在庫豊富なシュミットまで。