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■上総興津にて撮影準備中の中川と撮影機材(1981年頃)
上総興津というのは千葉県勝浦市にあります。なぜ上総興津か?というと当時の天文ガイドに「私の観測地」という西條善弘さんの連載記事があって、そこで「上総興津」が紹介されたことに始まります。
それまで具体的な観測地情報というのは全くと言っていいほどない中、この連載には手書きの分かりやすい地図が掲載されていて、それを頼りに遠征に行ったところ予想以上に良い所でその後通ってしまったという経緯です。南と東が比較的暗い、晴天率も悪くない、冬が寒くない(個人的にはこれが一番)、八千代市の自宅から2時間弱という近さ(千葉から東京を越えて野辺山・富士山・乗鞍方面に行くのは大変)という好条件が揃っていたありがたい観測地でした。
八千代天文同好会時代~船橋天文同好会時代~千葉天体写真協会時代と10年ほど通ったと記憶しています。計50回以上通ったと思います。ある年のお正月には夜が明けたら80名以上の天文ファンが集合していて驚いたことがあります。右下の写真に私(当時19歳)と機材が写っていますが、その後方に海(太平洋)が見えます。その後、風光明媚で温暖な気候もあり、次々と別荘が建つようになり自然と足が遠のいてしまいました。
この当時の鏡筒はカートン光学製の「ミニ6」という望遠鏡です。これはカートン光学(社長が加藤さんなのでカートンという名前になったと聞きました)が天文ガイドの広告でモニターを募集しており、それに応募したら私が選ばれたことに端を発します。地人書館「天体望遠鏡の全て」にもレポーターとして掲載されたりして思い出深い望遠鏡です。当時のカートン光学の担当者の方から心のこもった丁寧な手紙を何度もいただき、カートン光学に好感を持ちました。担当者の対応がいかに大事かを学びました。
カメラとレンズは大好きなペンタックス。この組み合わせで天文雑誌のフォトコンで何度も入選しました。赤道儀は先日もご紹介したタカハシP型、モータードライブはもちろんミザールMMDIII、ガイドアダプターは当然ビクセンGA2、当時の定番の組み合わせです。
というわけで、またまた昔話で盛り上がってしまいましたが、なぜ昔の望遠鏡の話題(懐かし望遠鏡シリーズも今回で15回目)は楽しいのか?私は単なる懐古趣味だけではないと思います。その辺りも追々触れていきたいと思います。

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P.S. 今日「7/16は宇宙と地球の活動にとって大切な日」という記事が目を惹きました。そういえば、明日は満月。西日本では部分月食もありますが天気が厳しそうです。

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