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■ソニーAPS-Cフォーマットデジカメ+KAMLAN8mmF3.0(対角線魚眼レンズ=フィッシュアイレンズ)
このカットは宣伝写真なので自画自賛モードになりますが、あまりにもカッコよすぎます。
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■フジX-M1+KAMLAN8mmF3.0 撮影:中川昇
思わず撫でたくなるようなレンズの膨らみもさることながら、この鏡胴廻りの独特の質感もたまりません。一度手にするともう手放したくない感覚に襲われます。このGWはこのレンズで撮りたいものがあれもこれもと具体的に浮かんできて、想像力が刺激されるレンズです。
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■たまプラーザ駅構内(2019/04)フジX-M1+KAMLAN8mmF3.0 撮影:中川昇
以前もこの駅は本ブログでご紹介したことがありますが、魚眼以外では入りきれないほどの広さです。画面の周囲がケラレているように見えますが、これはケラレではなく、周囲の壁が写りこんでいるためです。それほど広い画角を有しているということです。
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■たまプラーザ駅構内(2019/04)フジX-M1+KAMLAN8mmF3.0 撮影:中川昇
これも同様にケラレではありません。上下や左右の構造物をうまく利用すれば、まるで瞳のような形で周囲が写るので、その特性を生かした作品が期待できます。EVFを見ていると創作意欲が湧いてきます。
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■たまプラーザ駅構内(2019/04)フジX-M1+KAMLAN8mmF3.0 撮影:中川昇
この駅は以前も書きましたが、賞をもらっているほどデザインが優れています。ただ、1枚の写真に収めるにはスケールが大きすぎるので、今回の魚眼レンズKAMLAN8mmF3.0のお陰でようやくその全貌が把握できるようになりました。 
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■たまプラーザ駅構内(2019/04)フジX-M1+KAMLAN8mmF3.0 撮影:中川昇
このGW中、たまプラーザテラスでは様々なイベントが行われます。中でも私のおすすめは鉄道関連のイベント「トレインパーク」です。今年は5/3に中川家礼二が来るそうです。
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■たまプラーザ駅前の桜(2019/04)フジX-M1+KAMLAN8mmF3.0 撮影:中川昇
高い所から撮影しているという足元の不安定な感じが良く出ていると思います。KAMLANはカムランと読みます。台湾資本の中国の工場で生産しています。価格だけで判断してはいけない時代になっているということだと思います。この価格ならGW前に試しに買ってみるかという気持ちにさせてくれます。
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■恩田川の桜(2019/04)フジX-M1+KAMLAN8mmF3.0 撮影:中川昇
同じ日にLAOWA7.5mmF2で撮影したこちらの写真と比べてみてください。橋が写っていると臨場感が違います。
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■恩田川の桜と花いかだ(2019/04)フジX-M1+KAMLAN8mmF3.0 撮影:中川昇
今回の作例の中でも特にお気に入りの画像です。魚眼なので激しく歪むし、特殊な場面でしか使えないかも?と思いこんでいましたが、意外と普通に使えました。撮影時の雰囲気が丸ごと写る感じに好感を持ちました。超広角の画角に目が慣れてしまったのかも?

<中川昇のKAMLAN8mmF3.0レビューその2>
このレンズで風景を撮影する際のピント位置ですが、私が使った感じではF8~F11に絞った時に無限遠から少し近距離寄りに指標を合わせると画面全面にピントが合いやすいように感じました。ピントリングが非常にスムーズなのとレンズがシャープなのでピントを追い込むとこのレンズの潜在的な能力に驚かれると思います。今回の作例は正直ピントがやや甘いものがあり、まだ追い込めると思いますが、参考にしていただければ幸いです。

P.S. 昨日のKAMLAN8mmF3.0の記事は大変多くのアクセスをいただきました。この製品への注目度が非常に高いということだと思います。ありがとうございます。作例はまだまだあるので、明日も更新予定です。ご期待ください。→レビュー3はこちらから。

P.S.2 シュミットのGW休業は4/28〜5/6になります。GW前に納品ご希望の方は、お早めにご注文いただければ幸いです。