今回のセレストロンセールの中で、中川が特におすすめと感じた製品を中川目線でご紹介するコーナーです。
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■セレストロン Omni XLT120 セール特価59,800円(税込)
<本製品のスペック>
●屈折式赤道儀●口径:120mm●焦点距離:1000mm●F:8.3●1群2枚アクロマート●赤道儀:ドイツ式赤道儀Omni CG-4●三脚:ステンレススチール三脚(伸縮式)●付属品:6×30ファインダー、アイピース25mm(40倍)、天頂プリズム、光軸修正アイピース、アリガタプレート●一式重量:20.9㎏

<本製品の特長>
●大口径120mmの明るい対物レンズ。最新のXLTコーティング採用。
●焦点距離1000mmF8とバランスのとれたシャープな対物レンズ。
●対物レンズセルは光軸修正装置付。光軸修正アイピースも標準装備。
●接眼部は滑らかなラックピニオン式。2インチアイピース対応。
●赤道儀は基本性能を重視したコンパクトなOmni CG-4。微動装置付。
●赤道儀は両軸にボールベアリングを採用しているのでスムーズ。
●三脚は太くてしっかりしたステンレススチール製。振動を防止。
●特別な工具なしで簡単に組み立て・分解が可能。
モータードライブ極軸望遠鏡など豊富なアクセサリー群。

<中川昇のここが〇>
低価格鏡筒赤道儀(三脚付)をバラで買うとそれだけでセール特価でも69,600円(税込)になるが、本セットだと59,800円とお買い得。このセットを買えばすぐに天体観望が可能。
対物レンズの出来が良い:対物レンズセルが立派。光軸修正装置だからさらに安心。XLTコーティング採用で高い透過率を誇る。
赤道儀の基本性能が高い:スタンダードなドイツ式赤道儀。ボールベアリングを採用するなどベテランのサブ機にも耐える基本的性能の高さ。三脚も頑丈そのもの。観望会などでも大活躍。
迷ったらコレ:初めての望遠鏡として安心しておすすめできる天体望遠鏡らしい望遠鏡。ベテランの方が初心者から相談された時にもこれなら安心。

<中川昇のここが△>
●重量:一式20㎏がネックになるかも。重さも性能のうちとはいうものの、重いものは嫌だという方は
こちらの機種(一式13㎏)の選択肢も。ただし、鏡筒、赤道儀、三脚にばらせば各ユニットは5~10㎏以下に収まり持ち運びは可能。
●大きさ:鏡筒の長さが約1m。長い筒は嫌だという方はこちらの機種の選択肢も。ただ、屈折望遠鏡は長い方がレンズの性能が出しやすく、倍率も無理せず上げることが可能なので一長一短。
●非自動導入:流行の自動導入機でないと嫌だという方はこちらの機種の選択肢も。ただ、自力で天体を導入した方が楽しいし、天体の位置も覚えるという考え方もあるので一長一短。

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■セレストロン Omni XLT120セット
アイピースで観望するスタイルです。見るのに必要なパーツは一通り揃っていますので、購入後すぐに見ることが出来ます。40倍のアイピースが付属していますので、月のクレーターや星雲・星団はすぐに楽しむことが出来ます。土星や木星などの惑星は高倍率のアイピースがあるといいので、こちらこちらを揃えていただくと良いと思います。

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■セレストロン Omni XLT120セット
写真撮影のスタイルです。別売のTマウントを使用すれば、一眼カメラ各種が装着できます。焦点距離1000mmF8.3の望遠レンズとして使用できます。鏡筒部分の詳細なレポートはこちらから。

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■セレストロン Omni XLT120セット
こちらも写真撮影のスタイルです。ピント合わせは銀色のツマミで行います。ラックピニオン式の接眼部ですが、意外なほどスムーズに動きます。カメラの回転も出来ます。鏡筒部分の詳細なレポートはこちらから。

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■セレストロン Omni XLT120セット
CG-4と書かれた銘板の軸(左上方向)を北極星に向けると赤道儀として機能します。鏡筒部分の詳細なレポートはこちらから。赤道儀部分の詳細なレポートはこちらから。

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■セレストロン Omni XLT120セットの付属品
奥右から光軸修正アイピース、その左がアイピース25mm、その右下が31.7接眼アダプター(Tネジ付)、手前右が31.7天頂プリズム、左手前が50.8接眼アダプターです。必要十分な内容です。

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■セレストロン Omni XLT120セットのカタログ
今回ご紹介したXLT120は右上に掲載されています。カタログの文言にもあるように「迷ったらこのセット」をおすすめします。今回のセールでは左下のXLT127もセール対象品になっています。

<セレストロン Omni XLT120セットに関する中川のまとめ>
今回のセールの記事のところでも述べましたが、結論としては本当に「天体望遠鏡は安くて良いものが手に入る時代になったのだなあ」というのが天文歴48年の私が実感していることです。LAOWAを始めとするカメラレンズもそうですが、天体望遠鏡の世界も知らないうちに中国製の品質が飛躍的に向上していました。今頃気が付いたのか?と突っ込まれそうですが、私は勉強不足で井の中の蛙でした。というわけで本製品が「安かろう悪かろうではない」ということは言えると思います。

P.S.  今回ご紹介したセットは、天文同好会や学校の天文部などで天体望遠鏡は欲しいけど予算が少ない、でもすぐ壊れるのは困る、長く使えて良く見える望遠鏡が欲しい、外観もいかにも望遠鏡という迫力が欲しい、というグループの方には特に朗報だと思います。

P.S.2 シュミットのGW休業のお知らせ:4/28(日)~5/6(月)は休業です。GW前に納品をご希望の方は、お早めにお願い申し上げます。