s__1060948
■フジX-M1+LAOWA9mmF2.8 
LAOWA9mmF2.8ZERO-Dのスペック●焦点距離:9mm●F値:2.8●画角:113度●対応フォーマット:APS-C●レンズ構成:10群15枚●絞り羽根枚数:7枚●最短合焦距離:12cm●フィルター径:49mm●重量:215g●マウント3種:フジX用、キヤノンEF-M用、ソニーE用 ※上の写真の状態で背景が広範囲に写った自撮りが可能

s__1060935
■フジX-M1+LAOWA9mmF2.8
LAOWA9/2.8はマウントが3種類あります。キヤノンEF-M用の明るい超広角レンズは少ないので貴重なレンズです。中でもフジXシリーズとは相性が良く、フルサイズ換算で13.5mm相当の超広角レンズになります。EDレンズ3枚とガラス非球面レンズ2枚を採用しているので高解像力を実現。また、ディストーションを極限までゼロに抑えていますので歪みも少なく、風景や建物の撮影に最適です。私も毎年撮影している目黒川の桜や恩田川の桜の撮影をLAOWAで撮ることを今から楽しみにしています。

s__1070050
LAOWA9mmF2.8の製品紹介
本体重量はわずか215g。上の製品写真の絞りはF5.6とF8の間に設定していますが、そうすると被写界深度がかなり深くなり、無限遠~40cm位までピントが合うことになります。いわゆるパンフォーカスの状態です。マニュアルフォーカスは苦手という方も心配ありません。例えば手前に美しい花があり、その向こうに写したい大きな建物があるという場面にも有効です。最短撮影距離は何と12cmです。

s__1070057
LAOWA9mmF2.8の製品紹介
49㎜のフィルターが付くのもありがたい仕様です。付属のフードも花形フードなので実用的ですが、よりコンパクトさを優先するならば、フードを外してフィルターを付けて使用すると超広角レンズとは思えないコンパクトさ(60×53mm)をより実感します。私も通勤鞄の中に入れて持ち歩いています。特に出勤前に途中駅で降りて朝の桜を撮る、退社後に途中駅で降りて夜桜を撮るという技も軽量・コンパクトなLAOWA9/2.8なら余裕で可能です。桜は1日1日が勝負ですから軽量・コンパクトさは重要な要素です。

s__1070060
LAOWA9mmF2.8の製品紹介
実はこのレンズ、上の製品写真からも分かる通りF2.8開放でも約1mから無限遠まで被写体深度に入ります。その意味でも気軽に使えるレンズといえます。手のひらにすっぽり収まるコンパクトさも魅力のひとつです。今回のCP+展示品セールでもLAOWAのお買い得品があります。今回ご紹介したLAOWA9/2.8のお買い得品はこちらから。他にもLAOWA105/2.8LAOWA12/2.8LAOWA60/2.8の展示品のお買い得品があります。LAOWAレンズに興味はあるが果たしてどんなものか?を試すには格好のチャンスです。使ってみたらもっと早く使ってみるべきだったとなるかもしれません(かくいう私がそうでした)。

s_DSCF9524
LAOWA9mmF2.8+フジX-M1で撮影したサイトロンジャパンショールーム 撮影:中川昇
サイトロンジャパンのショールームをLAOWA9/2.8で撮影したものです。さすがにZERO-Dを謳うだけあってディストーションはほとんどありません。こういった広い室内をそれらしく写すにも最適なレンズです。販売店のシュミット(サイトロンジャパンが経営する販売店)は同じフロアーの手前側(入口側)にあります。

s_DSCF9548
LAOWA9mmF2.8+フジX-M1で撮影したサイトロンジャパンショールーム 撮影:中川昇
赤い鏡筒はセレストロンです。セレストロンは私が昔ビクセンにいたときは、ビクセンが代理店をしていましたが、現在はサイトロンジャパンが代理店をしております。CP+2019の展示品の整理がまだ終わっていないので未展示のものもありますが、それでも多くの展示品があなたをお待ちしております。

s_DSCF9554
LAOWA9mmF2.8+フジX-M1で撮影したサイトロンジャパンショールーム 撮影:中川昇
ドブソニアンも現物を見てみないと、その大きさや高さ、実際に持ち運びできるのか?使いこなせるのかなどが実感できません。その点、ショールームでは気兼ねなく試せます。スタッフからも積極的にお声がけはしないようにしておりますので、お気軽にお越しください。

s_DSCF9560
LAOWA9mmF2.8+フジX-M1で撮影したサイトロンジャパンショールーム 撮影:中川昇
ドブソニアンの後方に見えるのが、スカイウォッチーの赤道儀です。ほぼ全種類展示しておりますので、ぜひお越しください。合わせてシュミット周辺の名所案内も参考にしてください。

s_DSCF9566
LAOWA9mmF2.8+フジX-M1で撮影したサイトロンジャパンショールーム 撮影:中川昇
海外の天文事情にも詳しい弊社の社長によると、世界中を見渡してもこんなに広くて展示品の多いショールームはなかなか無いのでは?とのことです。来店されたお客様の中にはあまりの広さに驚いて「写真を撮ってもいいですか?」と聞かれるほどですが、基本撮影OKです。この写真にもまだ写っていない空間があって、写真のソファの左側にはLAOWAレンズのショーケースもあります。桜の撮影にもぴったりなLAOWA9/2.8による作例はこちらこちらこちらこちらなど、本ブログにも多数の作例があります。

P.S. 3日ぶりのブログ更新で大変お待たせを致しました。この年になるとあちこちにガタがきてしまい、通院の日々ではありますが、何とか生きながらえております。今後のブログ更新の予定ですが、LAOWAによる桜の画像、ペンタックスKマウント用のLAOWAレンズの紹介、LAOWAによる京成沿線続編、サイトロンジャパンショールーム紹介その3、懐かし望遠鏡シリーズその2などを予定しております。

P.S.2 皆様からの情報や作例画像なども募集しております。詳細はこちらから。観望会や写真展の開催情報などでもOKです。LAOWAによる桜の写真も大歓迎です。本ブログでも何度かご紹介している横浜の帆船日本丸は3/21(祝)からドックに注水開始とのことです。これも滅多にない撮影チャンスです。

P.S.3 最新の東京の桜情報では、開花予想は3/21(祝)、満開予想は3/29(金)だそうです。CP+2019展示品セールLAOWAの販売期間は3/31(日)までですので、ご決断の背中を押すひとつの情報かと存じます。

P.S.4 追加情報です。久しぶりに太陽黒点が出現しています。詳細はこちらから