ミザール製　ニューアポロ型　撮影者：スークー様
いきなり始まった「懐かし望遠鏡シリーズ」。記念すべき第1回はアトム横浜店時代（1986年頃、今から約33年前）からのお客様、スークー様からの投稿です。本機の入手の詳細などはこちらの掲示板から。ミザール（日野金属）は実はサイトロンジャパン本社の最寄り駅のひとつ、西武線の東長崎駅の近くに会社があります。これだけでも凄い偶然です。実はBORGでお世話になった藤井光学さんも何と東長崎に会社があります。何かと望遠鏡に縁がある地域なのです。


ミザール製　ニューアポロ型　撮影者：スークー様
ミザール様は弊社にとってはいわばライバルメーカーではありますが、私にとっては個人的にも非常に思い入れのあるメーカーです。私とミザールの最初の出会いは天文ガイドの広告上でH100型やカイザーを見たことです。ただ、予算的にダウエル製の115mm反射望遠鏡しか買えませんでした。その後、お小遣いを貯めてミザールAR１赤道儀、MMDIII、新星アダプター、10㎝F６反射などを相次いで購入。この辺は語り出せば止まりません。その内、本ブログでもご紹介できればと思います。

「星の文人　野尻抱影伝」　石田五郎著　中公文庫
たまたま手にした週刊文春最新号の書評欄で紹介されていて目が留まり、たまプラーザの有隣堂ですぐに入手しました。野尻抱影といえば私（1962年生まれ）の世代の天文ファンであれば知らない人はいないと思います。野尻さんが世田谷の桜新町に長く住んでいたと知り、私も幼少の頃、桜新町に住んでいたことがあって急に親近感を持ちました。


「星の文人　野尻抱影伝」石田五郎著　中公文庫　
著者の石田五郎さんはその著「天文台日記」でも有名です。私も天文少年の頃読んで感銘を受けました。その著者が書かれているうえに、解説が渡部潤一先生なので迷わず買いました。通勤電車の楽しみが増えました。

P.S.　今日は他社のアピールを集中的に行う日？です。CP＋ではボーグが新製品のBORG72FLを発表しました。シュミットではBORGも扱っていますので、発売されましたら、ぜひシュミットでご予約ください。

P.S.２　お買い得なビクセンED80Sf＋レデューサーセットもシュミットで販売中！また、新たに高橋TSA120Nも展示中。シュミットはLAOWAのレンタルも実施中。ぜひ、シュミット及びショールームにお気軽に遊びにきてください。

P.S.３　追加情報です。弊社は双眼鏡も多数製造販売しておりますが、そのうちおすすめ双眼鏡ご紹介の記事も予定しています。そんな双眼鏡も長い歴史を誇りますが、ミスター双眼鏡ともいえる中島隆氏のコレクション「双眼鏡の歴史展」が明石市立天文科学館にて4/7まで開催中です。これは光学ニッポンの歴史そのものともいえるかもしれません。3/24（日）にはギャラリートークもあるそうです。

P.S.４　追加情報その２です。久しぶりに太陽黒点が出現しているようです。晴れ間を狙って撮影してみてはいかがでしょうか？太陽撮影用フィルターはこちらから。